外壁塗装の玉吹きとは、外壁も表面に凹凸を作って仕上げる塗装方法です。
凹凸の形は、丸い形であったり四角い形であったり様々ですが、それらを総称して玉吹きと呼んでいます。
別名、吹付けタイルと呼ばれています。
外壁の玉吹き塗装の種類と工程について
玉模様の種類は様々あり、10種類程あります。
細かいゆず肌に模様の玉吹きや、従来のしずくの形の様な定番の玉吹き等、様々な模様があります。
玉を吹いたままの模様仕上げでもいいですし、その上からローラーで抑えると、ボンタイルのような上品な模様を作る事が出来ます。
リシン等の昔の外壁塗装のお宅に玉吹き塗装を使うと、見違える程の高級感ある外壁へと変身させる事が出来ます。
既に既存の外壁にリシン等の細かい模様がある場合は大きい模様を、そうじゃない場合は小さい模様でも上手く映えます。
玉吹き塗装の工程の流れ
玉吹き塗装の工程は、以下のような工程が一般的です。
外壁にシーラー(又はフィラー)を塗布し、その上に専用のカップ型のエアガンを用いて模様を吹付けます。
その上の仕上げ材を2回(又は3回)塗布して完成となります。
塗装屋さんの職人さんのさじ加減で模様が決まるようなものなので、玉吹きに富んだ塗装屋さんに頼むようにしましょう。
玉吹きなので、ガンで模様を吹く際に周りに模様の塗料が飛び散らないように、注意しなければなりません。
風の強い日や雨の日には玉吹き塗装は行えません
また、風の強い日には模様の塗料が散乱しやすいので、例え雨が降っていなくても工事が出来ない場合があります。
一般的に玉吹きに使う材料は水性なので、模様の上に上塗りをする前に雨に当たってしまうと、模様が流れおちてしまう事がありますので、注意が必要です。
その為、雨予報が無い時期に一気に工事を行う事が大事となります。
玉吹き塗装はしっかりとした業者に依頼しよう
基本的には玉吹き塗装は特殊な工法ですので、かなり技術が必要な塗装方法です。
なので玉吹き塗装を依頼する際には、あなたの地元で評判の塗装屋さんに頼んで綺麗な外壁に仕上げてもらいましょう。
玉吹き外壁塗装は、足場等の仮設も含めると80~100万円程かかります。
それなりにお金のかかる工事なので、ちゃんとした業者さんに依頼を行いましょう。