杉板の外壁に塗装を行う際に利用すべきおススメ塗料まとめ!
〔目次〕
外壁に杉板を採用した場合は、和風の重圧感をかもしだす塗装で仕上げるのが理想です。
杉板の外壁塗装時のおススメ塗料「キシラデコール」
良く採用される塗料は、キシラデコールです。杉板にキシラデコールが1番適している理由は、以下が挙げられます。
浸透性塗料なので木材の動きや性質の邪魔をしない
キシラデコールは、木材自体に塗料が浸透する浸透性塗料です。
素材の上に膜を張る塗膜とは違い、木材自体に塗料が染みわたって長時間木材を保護してくれます。
木材自体に通気性を保つ事が出来るので、木材の呼吸を妨げる事をせずに、木材の性質の発揮を妨げる事が無く保つ事が出来ます。
その為、塗膜の膨れ、割れ等を起こす事はありません。その為、木材の塗料の中では耐候性が大変高く、鮮明な色やつやを長持ちさせる事が出来ます。
防腐・防虫・防カビ効果が高い
キシラデコールは、木構造材の防腐剤として使用される薬品なので、防腐効果や防カビ効果、防虫効果を発揮してくれます。
雨水等に触れてしまう杉板の外壁ですが、キシラデコールがしっかり守ってくれるので、杉板の寿命を高めてくれます。
色合いは茶色であり、塗布回数により茶色~こげ茶色にする事が出来ます。外壁の杉板に使う場合は3回塗布が主流ですので、こげ茶のような色になります。
こげ茶という色合いが気になる方もいると思いますが、黄土色等の木外壁の定番の色は紫外線により退色が早いのが難点です。
杉板の外壁塗装を行う際には技術力の高いリフォーム店に依頼を
キシラデコールを3回塗布したこげ茶色は、退色しにくい色合いです。しかし、黄土色等に比べると退色しにくいという事であり、実際は退色はします。
多少の退色が杉板の良い雰囲気を表すと、その雰囲気を好む方も多くいらっしゃいます。
通常は、5年おき位に塗り替えを行うと、綺麗なこげ茶を保つ事が出来ます。
その際には、技術力のある職人がいるリフォーム店に依頼をしましょう。下手な職人が塗布を行うと、5年持つ物も2、3年で塗り替えが必要になってしまいます。