アパートの外壁塗装費用は、一般的な木造2階建て10戸のアパートで概算すると150万~200万程度の費用となる事が大半です。
外壁の塗装費用は、面積と使う塗料の種類により大きく異なりますが、一般的な塗装で行った場合を目安に考えた数字です。
同じ外壁面積であっても、もっと安価だった高価だった、そういう声が出る理由の多くは使う塗料の差にあるといえます。
アパートの外壁塗装の種類とそれぞれの特徴
外壁材は、使う塗料により費用も耐用年数も大きく変わります。材料別に、その詳細をご紹介します。
アクリル系塗装
1番安価でお得に感じますが、塗料が劣化しやすいのが大きな難点です。耐用年数が4年程しかないので、安価で塗装が出来ても長持ちしません。
その為、メンテナンスの費用や手間がかかってしまいますので、オススメ出来ません。
ウレタン系塗料
アクリル系よりは耐用年数が長いですが、6年程と言われています。
シリコン系塗料よりは安価ですが、たった6年の耐用年数ではメンテナンスや費用がかさみます。
シリコン系塗料
一般的に普及している塗料の中では、耐用年数が高く見栄えも良いのでオススメです。
ただ注意してほしいのは水性と溶剤系と二種類ある事。耐久性が高くコスパが最も高い溶剤系のシリコン塗料を選ぶ様にしましょう。
断熱塗料等は値段に比べて効果はハッキリしていない
他にも、フッ素系塗料や断熱塗料、光触媒塗料等がありますが、特殊で便利なゆえ費用が上がってしまいます。
また、効果もどれだけ有るのかと言うと微妙な所です。
例えば断熱塗料等は、建物の表面は温度が下がるけれども建物内部は殆ど変らないと言う事も多いです。
アパートや集合住宅でもシリコン系塗料がおすすめ!
アパートは一般住宅より外壁面積が大きいので、不動産のメンテナンスという意味で考えると、溶剤系シリコン系塗料を使う事が1番望ましいと言えます。
アパートの外壁面積は広いので、その業者により外壁面積に誤差が出てくる事が良くあります。
なのでそういった外壁面積がいい加減だったり、見積もりに塗料の種類を細かく記載しないような業者は、オススメ出来ません。
しっかりとあなたがお住まいの地元で信頼できる業者に依頼を行う様にしましょう。