外壁サイディングの通気工法の魅力!建物を長持ちさせます
〔目次〕
外壁通気工法とは、外壁を作る際に建物と外壁の間に付き間を作って通気させる工法です。
サイディング等の、乾式工法の外壁工事に用いられる事が大半です。
外壁の通気工法は構造材を長持ちさせてくれます
建物と外壁間には空間を作り、通気をさせる事で建物の構造材などを長持ちさせる事が出来ます。
一般的には、建物の柱の外側に防湿材を張って、胴縁や貫等の木下地を一定の間隔に張り付ける事で空間を作り、その上に外壁仕上げ材を張り付けます。
柱と外壁の間に一定の空間が出来るので、室内から発生した湿気は、この通気層に流す事で逃がしやすくさせる事が出来るのです。
通気工法は外壁の湿気を逃して雨漏りもしにくい!
内部で行き場の無い湿気を上手く逃がす事が出来るので、カビの発生撲滅に役立てる事が出来ます。
更に、外部から入ってきた湿気や水分は、この空気層により内部に浸み込ませる事を避ける事が出来ます。
その為、台風などの雨風が強い事があっても、雨漏りをさせにくい建物にする事が出来ます。
通気工法で外壁に空気層を作っても寒くならないのか?
この工法が採用されたのは、北海道が始まりと言われています。2000年代にサイディングが普及し始めた関係上、急速に増えた工法です。
デメリットを探すと殆ど見当たらない程、とても富んだ工法と言えます。
空気層を作る事で建物が寒くなる等という方も居ますが、建物内部の断熱がしっかりしていれば何の問題もありません。
空気層を設ける事で逆に断熱材の寿命が延びる!
逆に、空気層により建物内部の湿度直接が上手くいくので、充填した断熱材の持ちが長くなる事にも繋がります。
様々なメリットに繋げる事が出来るので、必ず設けなければいけない工法と言えます。
また、モルタル外壁の場合は工法が全く違うので、空気層を設ける場合とそうじゃない場合があります。
疑問に思う場合は、リフォームの際に業者に相談してみると良いでしょう。