マンションの外壁リフォーム。気になる費用と注意点!
<目次>
- ≫マンションの外壁リフォームや補修は定期的に行っていますか?
- ≫外壁の改修前にはまず事前に点検や調査が必要!不具合をまずは明らかにしよう
- ≫マンション劣化が現れたらまず洗浄やタイル補修!やるべき工事の種類
- ≫マンション等の集合住宅の塗り替え工事でおすすめな3つの工法
- ≫マンションの外壁リフォームを正しく行うポイントをまとめると…
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マンションの外壁リフォームや補修は定期的に行っていますか?
マンションの外壁はリフォームを行う事で、まるで新築のような外観にする事が出来ます。
基本的にマンション経営は借り手に良く見せなければならないので、外観は物凄く重要です。
外壁は、経年劣化によりどんどん古くなり乏しい状態になってしまいます。しっかり塗装等のメンテナンスを行わないと見た目だけでは無く建物自体に悪影響を引き起こす事も。
マンションが末永く賃貸に出せて、入居者に愛される様にするには、塗り替えや補修、洗浄などの定期的な外壁メンテナンスが必要です。
けれども、基本的に不動産会社や管理会社にこういう事を依頼すると、必ず中間マージンを取られて高額な請求になりがちです。
例え紹介だけだったとしても、紹介料として必ず多額の金額が業者の収入になります。
なので、一番コストが抑えられるのは地元で評判の工事店に施工を依頼する事です。
下記の記事には、船橋市内で評判の良い外壁リフォーム会社を多くの体験談の中から評価の高い物をリスト化して掲載しています。
外壁工事を考えている方は、ご参考ください。
外壁の改修前にはまず事前に点検や調査が必要!不具合をまずは明らかにしよう
マンションの外壁は、建物の高さが高いので特に定期的な検査が必要となります。
特に、外壁にタイルを使っている場合、打診検査によりタイルの浮き等の不具合を簡単に把握する事が出来ます。
たった1枚の小さなタイルであっても、高所から落下する事で恐ろしい程の重さに変化してしまうので、第三者や物へ重篤な影響を与えてしまう事があります。
このような恐ろしい事が起きないようにする為には、外壁の打診検査は必須となります。
打診検査により、このような不具合を見つける事が出来ます。
タイルの浮きや亀裂の発生
外壁タイルは、1枚が浮いてしまうと周りのタイルも浮かせてしまうので、広範囲に浮いてしまう事があります。
放っておくと広範囲の劣化と落下を起こしてしまうので、とても危険です。
こういう症状が現れた場合には早急な対策が必要になってきます。
塗膜の浮きや劣化
塗膜の裏に何かの影響により水分や空気が浸食してしまい、塗膜が浮いてしまう事があります。
塗膜が浮いた状態を放置していると、コンクリートの劣化を早めてしまい、建物の構造材へ大きな影響を与えてしまいます。
コンクリートの表面が剥離
コンクリートの表面が何らかの影響で剥離する事があり、内部の鉄筋に大きな影響を与えてしまいます。
鉄筋が錆びてしまい、コンクリートの剥離や冷夏に繋げてしまう事があります。
モルタルの剥離
モルタルの接着が何らかの影響で浮いてしまい、剥がれて落下してしまう事があります。
外壁の経年劣化はしっかり検査で見逃さず早めに改修工事を行おう
上記の様な不具合は、経年劣化により起きてしまう事があります。けれども、早めの検査で大参事に繋げないようにする事が出来ます。
築10年経った場合には必ず行うようにし、不具合が見受けられた場合は補修を行いましょう。その後も同様のサイクルで検査が必要です。
打診検査は、音の違いにより判断をします。
専門知識の高い業者に依頼し、専門の職人さんにより打診検査を行ってもらい、外壁の不具合を確認しましょう。
下記には、打診検査についての詳細情報や費用相場を掲載しています。
そろそろ物件が築10年経つ、以前検査をしてから大分間が空いてしまっている方は、下記の記事をご参考ください。
マンション劣化が現れたらまず洗浄やタイル補修!やるべき工事の種類
塗り替え工事以外にも、外壁は補修すべき個所が色々と有ります。
タイルの浮きや、外壁のカビや黒ずみ対策等、現在の劣化状況に応じて取るべき対処は変わってきます。
けれども、すべてリフォーム会社の言いなりになっていては、補修費用がびっくりするくらいの金額になっている事も。
そうならない為にも、ご自身でどういう時にどういう対処が必須なのかをきちんと把握しましょう。
外壁の高圧洗浄は必ず行おう!カビや黒ずみ等の汚れ落としでキレイな外観を
外装リフォームの際はリフォームに先立ち、必ず高圧洗浄にて綺麗に清掃する事がとても重要です。
外壁を1度まっさらに綺麗にする事で、リフォーム時の新しい塗料が綺麗に付着します。新しい塗料の長持ちにも繋げる事が出来ますので、必ず行いましょう。
その他外壁に付随する工事を行う前には必ず行わなくてはいけません。
例え塗り替えやタイル補修などの必要が無くても、汚れやカビなどが目立つ時には汚れ落としをしっかり行い、気持ちよく入居者の方が生活をしてくれる環境を作りましょう。
外壁タイルの劣化は放置すると危ない!浮きや剥がれを補修するポイント
外壁部分のタイルの劣化は、放置すると落下等で下にいる方にケガを負わせてしまう可能性が有ります。そうなると当然大家さんや管理業者に損害賠償請求されてしまう事も。
だからこそ、しっかりとした正しい対処が外壁タイルには必要です。
タイルの浮きが確認された場合には、接着剤を注入したりタイルそのものを張り替えたり。状況に応じてこの二つのパターンで対処を行います。
剥がれが発生した場合には、剥がれた部分に新しいタイルを張り替えを行います。
正しい対処を行えば、タイルの外壁は何十年も持ってくれますので定期的なメンテナンスは忘れずに行いましょう。
マンションの外壁サイディングにクラック等が発生したら張り替えが必要です
お持ちの物件の外壁がサイディングだった場合でも、もちろんリフォームが必要です。
最も緊急性の高い症状が「クラック(ひび割れ)」が外壁に発生してしまっている事。
こういう状況だと、雨などがそのままクラックの個所から侵入してきて、建物自体を腐食する結果に繋がりかねません。
なのでこういう症状が現れた場合にはサイディングの張替えが必要になってきます。
耐震強度的に問題が無いのであれば、サイディングの上張り工法(現状のサイディングの上から新しいサイディングを貼り付ける)がコストを抑えられて良いと思います。
マンション等の集合住宅の塗り替え工事でおすすめな3つの工法
基本的に、外壁材の塗膜は10年程度で劣化が進んでくるのが一般的です。
なのでこの期間を過ぎて来たら、そろそろ外壁塗り替えなどのメンテナンスが必要になってきます。
下記の記事にも、マンションの外壁塗装について詳しく取り上げていますので、ご参考ください。
マンションの外壁の塗り替え方法は沢山ありますが、特にオススメなのこの3つの外壁リフォームです。
それぞれ現在の外壁材やメンテナンスの目的に応じて内容が変わるので、ご自身が管理されている物件に合ったリフォーム工事を行う様にしましょう。
省エネ効果に期待!機能性塗料を塗布する
外壁の塗り直しの際には、機能性塗料にする事でメンテナンスを少なくする事が出来ます。
断熱塗料は、建物を暖かくして省エネ効果を発揮してくれます。
フッ素系塗料や光触媒塗料は、親水性があるので汚れない外壁の建物にする事が出来ます。
タイルのひび割れ等から守る特殊なクリヤー塗装
タイル等の既存外壁の色や素材を守り、綺麗に塗装仕上げをするクリヤー塗料があります。
タイルを張りたての状態で保つので、いつまでも綺麗なタイル状態を保つ事が出来ます。
軽微なひび等は、このクリヤー塗装を行う事により、建物への水分の侵入を防ぐ効果が有ります。
ジョリパット等の吹付けタイルの模様塗料を塗布する
既存外壁が塗装の場合、タイル等を張って豪華に見せたと思っても、古い建物の構造体に負担をかけてしまうので、良くない場合があります。
重さの負担をかけないようにタイルっぽく見せる為に、ジョリパット等の模様塗料を塗布して外観を豪華にしてみましょう。
マンションの入居率を向上させる、見違えるような素敵な外観へと変化します。
マンションの外壁リフォームを正しく行うポイントをまとめると…
・外見を整えるリフォームを行うと、入居率が向上します
・不動産業者や管理会社に任せると中間マージンがとられてしまう
・外壁リフォームをせずに放置すると第三者に危害を与える事も
・正しい検査を行って適切な補修工事を行おう
・状況別の正しい対処方法を知って、業者の言いなりにはならない
・マンションの塗り替えは自分の目的に合った方法で行おう
マンションの外壁は、リフォームを行う事で建物の価値もグッと上がります。
リフォームの際は、外壁の不具合箇所も一緒に解決し、長持ちする外壁を作って建物の寿命を高めましょう。