陸屋根防水工事の一般的な価格相場
まともな業者の工事費込みの価格…㎡あたり3500~5500円前後
<目次>
- ≫陸屋根のメンテナンスや防水工事ちゃんと行ってますか?
- ≫陸屋根やベランダは「シート防水」を行われる事が多い!種類は塩ビとゴムが有る
- ≫陸屋根の防水改修工事を塩ビシートで行う6つのメリット
- ≫ゴムシート防水にはどのような工法でどんなメリットが有るの?
- ≫陸屋根のシート防水を行う際のポイントをまとめると…
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陸屋根のメンテナンスや防水工事ちゃんと行ってますか?
陸屋根やベランダ部分は、定期的に防水工事が必要になってくる部位です。
放置をしてしまうと劣化した部分から雨水などが侵入し、雨漏りが発生する原因になってしまいます。
陸屋根やベランダ部分は勾配(角度)がない為、雨水が溜まってしまいがちです。
だからこそ、しっかりとしたメンテナンス工事を定期的に行わなくてはいけないのです。
また、こういった工事をどこに依頼すべき?それは「外まわりの工事」が得意なリフォーム会社に依頼する事が一番ベストです。
下記には、船橋市を中心に千葉県内で活動している「外回りの工事が得意なリフォーム会社」の評判を掲載しています。
陸屋根やベランダ部分の防水工事を検討されている方は、下記の記事をご参考ください。
陸屋根やベランダは「シート防水」を行われる事が多い!種類は塩ビとゴムが有る
陸屋根やベランダ等のメンテナンスで多く用いられるのが、シート防水と呼ばれる工法です。
ベランダ部分等の小さい範囲ならば、塗装の処理で賄う事も有りますが、陸屋根等の場合にはしっかりとシート防水で行うケースが殆どです。
また、このシート防水ですが主に塩ビの物とゴム製の物が御座います。最近では塩ビの物が選ばれる事が多く、色々な角度から見てもおすすめです。
塩ビとゴムシートそれぞれの防水工事費用と耐用年数の違いはあまりない
基本的に、塩ビとゴムシートどちらがコストパフォーマンスに優れているのか?
それぞれの工事費用と耐用年数を比べても、お互いに殆ど同じです。
・工事費用相場・・・m2あたり3,500~5,500円前後
・耐用年数・・・10~15年前後
※共に大体同じ数字です。
ではなぜ価格や耐用年数は同レベルなのに陸屋根の防水工事では塩ビシートが選ばれるのか?
それぞれの素材の特徴を比較してみました。
陸屋根の防水改修工事を塩ビシートで行う6つのメリット
素材が強いのでどんな既存屋根にもかぶせ工法として可能
内装の塩ビシート材と同じような素材なので、既存下地の多少の凹凸に対応する事が出来、かぶせ工法のように上から防止施工を行います。
陸屋根のような無勾配の屋根や一般的な勾配屋根にも、施工が可能です。
トップコートが不要
塩ビシートは2mm程ある厚い素材なので、耐久性がありトップコートも不要です。
もちろん、より一層耐久性を増したい場合は専用のトップコートでの塗布も可能です。
更に、歩行も可能であり、鳥のついばみにもとても強いです。
多彩なカラーラインナップがある
塩ビ素材ですので、表面に着色や模様をプリントしているので、色んなカラーや模様にする事が出来ます。
屋根の模様なスレート屋根の模様など、屋根の雰囲気をオシャレに演出してくれます。
接合性が良く不具合が起きにくい
一般的なシート状の防水は、接合部の剥がれにより防水効果を低下させてしまいます。
塩ビシート防水の接合部分は、床の塩ビシートのように熱圧着にて溶接加工をして仕上げるので、接合部の不具合が起きにくい防水です。
自己消炎性により火事が起きにくい
万が一何かの影響により塩ビシート防水が燃える事があっても、自己消化性あがるので塩ビシート防水のみ燃えて鎮火します。
塩ビシート防水からの火事が起きる事は無いので、安心です。
軽くて耐震性を高める防水
塩ビシート防水は他の防水工法と比べて軽い素材ですので、建物に対する負担を軽くさせる事が出来ます。
耐震性の高い建物にする事が出来るので、多少の揺れが来ても安心です。
このように、改修工事にはとても優れた防水工法です。
環境に優しく高い防水効果を発揮してくれるので、雨漏りが気になっている屋根にはとても適した防水工法です。
ゴムシート防水にはどのような工法でどんなメリットが有るの?
ゴムシート防水は、シート状の防水ゴムシートを、接着剤を用いて下地に貼りつける防水工法です。
接着剤と粘着テープを用いて行う防水工法ですので、溶融一体化しないというメリットもあります。
また、ゴムシート防水は、防水の素材自体がゴムですので伸びるところが最大のメリットです。
湿式工法のような防水工法ですので重宝する防水工法なのですが、残念ながらデメリットが多くある傾向があります。
どのようなデメリットがあるのか、まとめてみました。
近年陸屋根やベランダにゴムシート防水が選ばれにくい理由
凹凸のある場所には不向き
ゴムシートを接着剤や粘着テープを用いて張り付けるので、平坦な下地である事が条件となります。
その為、凹凸のある複雑な形状の施工は困難ですので向きません。
シートのつなぎ目の防水性能が弱い
ゴムシートを繋ぎながら防水工事を行う工法なので、つなぎ目部分が弱くなってしまう傾向があります。
その為、つなぎ目のジョイント部分から雨漏りを発生してしまう事があります。
施工者により精度にバラつきが出る
接着の仕方等個人差が出るので、出来上がりの精度にバラつきが出てしまう防水工法です。
残念ながら、職人さんの腕次第で防水効果も大きく変わってしまいます。
その為、職人さん次第で耐用年数が大きく変わります。
シックハウスに注意が必要
接着剤などの化学物質を使うので、シックハウスの問題に注意しなければいけません。
F☆☆☆☆の材料は無いので、今の時代には不向きな防水工法ともいえるでしょう。
しかし、その部分以外はデメリットが多すぎる防水工法とも言えます。
陸屋根のシート防水を行う際のポイントをまとめると…
こういったポイントを把握して、正しい陸屋根の防水工事を行ってくださいね。
また、こういう施工は基本的に外回りの工事が得意なリフォーム会社に依頼するのがベストです。
中間マージンを取得する様な「リフォーム紹介サイト」や怪しい一般社団法人などの団体は注意されて下さい。